安達としまむらの聖地巡礼同人誌を作ってみた
こんにちは。
今回は安達としまむらの聖地をまとめた同人誌『安達としまむら聖地巡礼Vol.1』を自作してみました。
ここでは完成品の掲載と、作成に至った経緯・制作過程・ご尽力いただいた方々のご紹介をさせて頂きます。
完成品のご紹介
めちゃくちゃかわいい!!素敵!やばい!
表紙だけじゃなくて中身にもかわいいイラストを沢山掲載させて頂いています。
中身の動画はこちらから少しだけご確認頂けます。
https://twitter.com/mine_toootoi/status/1461668440238743560?s=20
テンション上がりますね…
こんなにも素敵な出来栄えになったのはひとえにご尽力くださった方々のお力です…この場を借りて感謝申し上げます。ありがとうございます…!
完成した同人誌のデータは無料配信をさせて頂きます。
下記URLにてダウンロード可能ですのでどうぞご自由に使ってください!
※無断転載などはご遠慮ください。
・電子書籍版(PDF)
①通常ver
https://drive.google.com/file/d/134rK5aikg5_jgL3xnz7S2w0BM6-jQW4K/view?usp=sharing
②見開きver
https://drive.google.com/file/d/1_KqdeOOpcop2kTCK43p3FYY7pDjeSpxD/view?usp=sharing
下線が引いてある箇所にはリンクを埋め込んでいるため、住所(GoogleMAP)・公式HPに簡単に飛んで頂けます。
ダウンロードしたデータはスマホの電子書籍のアプリで読み込みが可能です。
私は『Side Books』というアプリやiPhoneの『Book』を使用しています。
kindleや一部アプリではハイパーリンクに対応していないようなのでご注意ください。
・印刷用(PDF)
https://drive.google.com/file/d/1GYL7Z9dVaqP8YSY59yVTKsJzzP0he908/view?usp=sharing
印刷して使用されたい方はこちらを。
QRコードがあるためA4サイズがおすすめです。
見開きで印刷される場合はA3に印刷して折り畳むのがいいかもしれません。
・作成経緯
安達としまむらという作品にハマってからというもの、舞台となった岐阜を実際に見て感じたいという気持ちが日に日に増していきました。
しかし、コロナ渦のなか行きたくても行けない期間が長く続き、ネットで聖地の情報を見ては思いを馳せる日々…。
また、ネットでみかける聖地はアニメ版もしくは原作とアニメで共通している箇所がほとんどだったこともあり、原作の聖地の情報がネットに少ないのであれば自分で考察・特定してみようと軽い気持ちで始めました。
・作成手順
1.原作・アニメ聖地洗い出し
2.聖地のまとめ、考察、特定
3.同人誌作成
4.電子書籍作成
5.入稿
1.原作・アニメ聖地洗い出し
・原作
紙だと持ち運びが必要且つ検索機能がないので、電子書籍を利用しました。
地名・建物・店名・食べ物などにマーカーを引きます。
(マーカー機能は、好きな安達のセリフ:青、好きなしまむらのセリフ:赤、聖地:黄色など色分けができ、マーカーのみを表示することができるので大変便利です)
・アニメ
オープニング、エンディング含め風景・建物などをとにかく記録。
洗い出しは原作よりもアニメの方が苦労しました。物語に集中しても流しで見ても建物や風景を見逃してしまうので……。
時間短縮のために途中からは1.25倍速で見てました。
2.聖地のまとめ、考察、特定
①で洗い出した聖地をExcelで一覧にします。
まとめ終わったら、場所の考察・特定に入ります。
↓こんな感じです。
6月には聖地考察・特定も一段落したのですが、一人では限界を感じフォロワーさんにご協力頂きました。
板琴 ♧ (@BQFo4qxa0dbK7xB) | Twitter
えびてん🍤 (@swMsECpnrk2aLfP) | Twitter
Gack as ADT&SMMR (@AsGack) | Twitter
39raLuna(すかいらいん)💉💉 (@Luna39ra) | Twitter
そーき(ときどきヤシロ)💉💉 (@new_soki) | Twitter
ご協力頂きましてありがとうございました!
3.同人誌作成
最初は無料でデザインができる「canva」で作り始めたのですが、本を作るのであればInDesignがおすすめとお聞きし、ど素人ながら早速InDesignのサブスクを契約。
これがまた難しい…結論、いまだに使いこなせていません。
今回は時間もあまりなかったので、実際にソフトを使用しながら分からないところを市販の教本やYouTubeを見て進めていきました。
『著作権について』
当たり前ですがイラスト・写真・ロゴだけではなく、フォントにも著作権があります。
印刷・PDFでの無料配布が問題ないフォントの内、しっくりくるものを選ぶ作業は楽しかったです。
『マップ』
掲載しているマップは地図を見ながらExcelで書いたものです。
効率よく回れるように番号を振ってみたので、参考にしていただけたらと思います。
『聖地』
マップの番号順で掲載致しました。
ただ、聖地については個人が考察・特定したものが多くあります。
その為間違えている箇所があるかもしれません。もし見つけた場合は教えて頂けますと幸いです…🙇♂️
『イラスト』
同人はそもそも自分が欲しくて作成していたのですが、文字だけではつまらないのでは…かわいいイラストが至る所にあればすごく楽しい気持ちになるのではと思い、無謀にも数名の絵師さんにお声かけさせて頂きました・
すると、なんと…全員がご快諾くださり、掲載させて頂けることに…!
ありがとうございます…。
18きっぱー才力乄 (@taishookameyan) | Twitter
つぶあん。 (@akiyuuuuuuu) | Twitter
ご協力頂きましてありがとうございました!
『写真』
同人誌に着手し始めたのは5月下旬ですが、岐阜に行くことができたのは10月になってからでした。
その為、本誌にはフォロワーさんからい頂いた写真を多く掲載させて頂いております。
板琴 ♧ (@BQFo4qxa0dbK7xB) | Twitter
Gack as ADT&SMMR (@AsGack) | Twitter
源内めびうす (@hkrh0117LL) | Twitter
39raLuna(すかいらいん)💉💉 (@Luna39ra) | Twitter
そーき(ときどきヤシロ)💉💉 (@new_soki) | Twitter
秋野たきび🍂🔥🍁🌰 (@method_man_) | Twitter
ご協力頂きましてありがとうございました!
『デザイン・校閲』
同人誌を作り始めたはいいものの、同人誌を作ったこともなければ知識も技術も持ち合わせおらず、右も左もわからない状態でした。
でもフォロワーさんからご助言を頂いたり、校閲を何度もして頂いたり…皆さんにご協力いただき、何とか形にできました。
つぶあん。 (@akiyuuuuuuu) | Twitter
ろびんそん (@Robinson_ADSM) | Twitter
白米ハンバーグ (@Hikiniku_lover) | Twitter
ご協力頂きましてありがとうございました!
4.電子書籍作成
製本のデータに手を加え、電子書籍版を作りました。
QRコードを削除し、URLを埋め込んでいきます。
クリックすればGoogle mapや公式HPに飛んで頂けるので、情報量としては製本のデータより多くなっています。
5.入稿
ページが100ページを超え、少部数且つフルカラーで印刷したかったため、印刷業者はかなり限られました。
その中でも今回は『株式会社ちょこっと』様の『ちょ古っ都製本工房』にて印刷をお願い致しました。
入稿前は慌ただしく微調整を繰り返し、入稿後は緊張でドキドキでした。
本刷りの前に1冊だけ試し刷りをしたのですが、結果として試し刷りのほうがうまく印刷できていたという…
余白ができてしまい、申し訳ない限りですが…素敵なことには変わりなし!です!はい!
最後に
『安達としまむら聖地巡礼 Vol.1』の作り始めておおよそ6か月。
遂に完成しました…!
私一人ではきっと作り上げることはできなかったと思います。
ご協力いただいた皆様には感謝しかありません。
ありがとうございました。
ひとりでもおおくのどーほーに本誌を見ていただき、安達としまむらの聖地巡礼に役立っていただけたらこれ以上なく幸せです。
ここまで読んで頂き、ありがとうございました。
安達としまむらに出てくる『ふわふわオムスフレ』を作って食べてみた
今回の自作は『ふわふわオムスフレ』です。
『ふわふわオムスフレ』とは?
安達としまむら原作1巻P181.185〜187、アニメ第3話にてヤシロがお店で注文していた、こちらの料理です。うーん、おいしそう。
実際の『ふわふわオムスフレ』はこちら。(拾い画像です)フレンチトーストのような、オムレツのような。アニメではメープルシロップしか用意されていなかったですが、原作では写真のようにトマトソースの記載がありました。
確かにトマトソースも合いそうですね。
モデルになったお店
・CHEZ MADU モレラ岐阜店
http://111.89.132.76/topics/2292.html
残念ながら既に閉店していますが、食べログにはお店の情報が残ったままになっていて、外観や料理の写真を見ることができます。
https://tabelog.com/gifu/A2101/A210105/21012468/dtlphotolst/smp2/
実際に食べてみたかった…。
なので、ここでいつものやつです。
ないなら作ってしまおうと。
オリジナル商品だったのか『オムスフレ』で検索してもレシピはヒットしませんでした。
なのでオムレツ・スフレ・オムレツスフレなどのキーワードで調べたいくつかのレシピを参考に、自分なりに作ることにしました。
出来上がりはこちら。
なかなかいい感じじゃないでしょうか。トマトソースもばっちりです。
シロップをどぱーっとかけるとこんな感じに。
断面を見るとふわふわしているのがわかります。甘党なのでヤシロ同様シロップオンリーで食べました。とってもおいしかったです。
(トマトソースはそのまま食べました。笑)
レシピの紹介
また作りたくなった時のためにレシピを残しておきます。
個人的な好みになりますが甘い生地とトマトソースは合わない様に思うため、今回は甘党verと通常verの2種類の作り方をご紹介します。
(上の写真は甘党verです)
レシピ【甘党ver】
・材料
ラスク:1袋
卵:2個
バター:少々
砂糖:小さじ2
メープルシロップ:適量
①卵2個を黄身と白身に分ける
②白身に砂糖小さじ1を投入し、泡立ててメレンゲにする
ツノが立つくらいまで頑張りましょう。
③黄身に砂糖小さじ1を投入し、混ぜる
④泡立てた白身に黄身を混ぜる
混ぜる際、泡をつぶさないように注意してください。
⑤フライパンにバターを薄く塗って、④の生地を流し込む
⑥フライパンに蓋をして火をつける(弱火)
⑦生地の表面が固まり始めたらラスクをいい感じに並べる
生地が固まっていないとラスクがメレンゲの海に沈んでしまい、見えなくなってしまいます。ただ、生地はすぐに固まり始めるのでこまめに蓋を開けて箸などで具合を確かめてください。
生地に火が通ったら完成です。
レシピ【通常ver】
・材料(トマトソース)
トマトのホール缶:1/3缶
玉ねぎ:1/2個
ニンニク(チューブ):1cmくらい
ローリエ(粉末):お好みで
塩:適量
オリーブオイル:少々
①玉ねぎをみじん切りにする
②フライパンにニンニクとオリーブオイルを入れ、火をつける(弱火)
③オリーブオイルが温まったら玉ねぎを投入
中火にし、軽く色づくまで炒める
④ホールトマトをローリエを投入し、とろみが出るまで炒める
⑤塩で味を調える
トマトソースの出来上がりです。
・材料(ふわふわオムスフレ)
フランスパン:3~4切れ
卵:3個
バター:少々
砂糖、塩:お好みで
[1]フランスパンの下準備(フレンチトースト)
①フランスパンを適度な大きさに切る
②卵1つをよく混ぜ、フランスパンを浸す
③フライパンで両面を焼く
両面にしっかりと焼き色がついたらお皿に移します。
[2]ふわふわオムスフレ
③卵2個を黄身と白身に分ける
④白身を泡立ててメレンゲにする
ツノが立つくらいまで頑張りましょう。
塩や砂糖で味付けする場合は泡立てる前に白身に入れてください。
⑤黄身を混ぜる
味付けをする場合は黄身にも白身と同じ分量を入れます。
⑥泡立てた白身に黄身を混ぜる
混ぜる際、泡をつぶさないように注意してください。
⑦フライパンにバターを薄く塗って、⑥の生地を流し込む
⑧フライパンに蓋をして火をつける(弱火)
⑨生地の表面が固まり始めたら[1] で作ったフレンチトーストをいい感じに並べる
生地が固まっていないとフレンチトーストがメレンゲの海に沈んでしまい、見えなくなってしまいます。ただ、生地はすぐに固まり始めるのでこまめに蓋を開けて箸などで具合を確かめてください。
生地に火が通ったら完成です。
材料も少なく簡単に作ることができるので、お好きな方を選んでチャレンジしてみてください。
ここまで読んで頂きましてありがとうございました!
安達としまむらに出てくる空き缶を自作してみた
こんにちは。
以前ブーメランを作成した後次は空き缶かなーなんて冗談交じりに言っていましたが、340mlのポカリスウェットを入手したのでチャレンジすることにしました。
原作ではポカリスウェットの缶ですが、アニメでは著作権の関係かオリジナルの缶でしたね。
・原作
・アニメ
ということで、今回は安達としまむらに出てくる安達の家宝、空き缶(アニメ版)の自作過程をざっくりとお伝えできればと思います。
以下の手順で進めました。
①ポカリスウェット340mlの採寸
②エクセルで寸法、文字の書き出し
③修正
④イラスト作成
⑤色の調整
⑥印刷・レイアウトの調整
1.採寸
縦:9.7cm
横(一周):21cm
ラベルから飲み口までの傾斜部分:0.6cm、1cm
めっちゃ汚いですねw
印刷して調整していくので、ざっくりです。
2.エクセルにてサイズ・文字の作成
寸法に関してはエクセルが調整しやすいのではないかなと思い、エクセルを多用しました。
印刷レイアウト
余白:狭い
印刷向き:横
サイズ:A4
・エクセルを100%で表示し、パソコン画面にメジャーを当ててセルにマーク付け→外枠で基礎を作成。
・似たようなフォントの文字を入力し、画像として保存します。
挿入→テキストボックス→フォントを1つずつ試しました。
フォント:Arial Nova(多分)、太文字、サイズは適当です。
図形の書式文:文字透明、輪郭3ポイント
画像にした文字がこちら
このままでは似てるけど違うフォントなので、画像にした文字をタブレットに保存し『ibisPaint X』というアプリで編集。
拡大、縮小を繰り返し、指で書いていきます。
大体出来上がったらコピーして、ずらして重ねます。
拡大すると色が均一ではなくグラデーションになってたので、ひたすら塗り直し、ギザギザしている箇所を滑らかに。
この地味な作業が基本になるのですが、透明化の仕方を最初分かってなかったりして文字だけで30時間以上かかりました。笑
側面の文章もエクセルで同じように作成します。
フォント:Arial Nova
『FOR INCREASED END ENDURANCE』
『NO ARTIFICAL COLOUR』
『NO SWEETENERS』
元の画像と見比べながら文字の形を変え、色を塗ったり消したり。グラデーションはどこから始まってどの色で…??ゲシュタルト崩壊みたいになりました。
3.色塗り、文字の後ろのマーク
苦戦しました…グラデーションって本当難しい…。
ブラシをスプレーにして何度も重ねて、色を調整していきます。
・アルミリサイクルマーク
ネットで拾った画像を元に編集。
『あきかんはリサイクル』はエクセルで作成→アプリで編集しました。
・バーコード
ポカリスウェットのバーコードを手本に手書きです。
バーコードの数字はアニメで映らなかったため好きな数字にしました。
0041020130310
『0410』→しまむらの誕生日
『20130310』→安達としまむら1巻発売日
数字が13桁なのは日本のバーコードが13桁らしいので、一応その通りにしてます。
・製品説明
ここもアニメで映らなかったので、好き勝手しました。
エクセルで作成し、色を揃えるためアプリで編集。一文字一文字なぞりました。
・URL
よく見ないと見逃してしまいがちですが、アニメの空き缶に薄っすらURLっぽいものが記載されています。
(そんなのあったっけ?って方は最初に添付した画像に戻って、右下の缶をよく見てみてください)
ただ詳細は不明なため、作者の入間人間さんのHPとあだしまの公式サイトで悩んだ結果、今回はあだしまのサイトにしました。
エクセルで作成。こちらは色もエクセルでつけてます。
・背景とレイアウト
またグラデーション…しかも一周させるため、左右の端の色味を合わせる必要がありました。
背景が終わったら今まで作成した素材をエクセルで配置します。
プリンターを用意
普通紙に印刷→はさみで切って実際に缶に張り付け→レイアウトの調整を繰り返します。多分20枚くらいは刷った。
・斜めの部分
缶の上部の斜めの部分(なんて言うんだろう…)をどう描けばシワなくできるのかわからなかったため、紙を切って合わせて、スキャナーで取り込み→手書きという原始的な感じで図を作りました。
これがこう。
エクセルにまとめます。
普通紙に印刷→調整を繰り返して、配置が決まったらいよいよシール紙に印刷です!
今回使用した用紙はこちら。
A-one
品番:28894
Amazon | エーワン 手作りステッカー 高画質タイプ A4 3セット 28894 | 文房具・オフィス用品 | 文房具・オフィス用品
印刷した面にフィルムを貼るんですけど、キレイに張り付けるのが難しい…!
気泡が入らないよう、ゆっくりしっかり貼り付けます。
ハサミで切って、ポカリスエットの缶に張り付けて完成です!
(実はTwitterであげた写真にはミスが2箇所ありました。こちら2代目の空き缶です。笑)
制作時間:100時間前後
総額:3,000円以内
Twitterにてデータを配布しているので(PDF、png)使用されたい方いましたらご自由に印刷してください。
https://twitter.com/mine_toootoi/status/1385210171970887680?s=21
長々とありがとうございました!
P.S.
※ポカリスエット340ml缶を元に作成したため、他の缶だと寸法が合わない可能性があります。
また、使用されるプリンターによっては色味が変わるかもしれません。
安達としまむらに出てくるブーメランを自作してみた
こんにちは。
安達としまむらには何度かブーメランが出てきますが、これ、欲しくなりますよね。
どこかで売ってないものかと探された方も多いのではないでしょうか。
漏れることなく、私もその一人でした。
しかし、探せど探せど見つからない。同じ形はあってもカラーがないんですよね。(もしかしたら見逃してるかも?)
いつか聖地巡礼をする時にできれば持って行きたい。
そこで思いつきました。
『ないなら作ろう』と。
ここからは初心者がブーメランを作る過程をお届け致します。
ご存じの方も多いかと思いますが、原作とアニメではブーメランの形も色も違います。
・原作(本文で青色と説明があります)
・アニメ
せっかくなので両方作ることにしました。
・アニメ版
以下の物をじゅびん、もとい準備して使用しました。
①ブーメランの型紙
②木の板
③ノコギリ
④紙やすり
⑤カラースプレー(黄色、蛍光緑)
⑥アクリル用ニス
⑦マスク、手袋、段ボール、筆記用具など
1.ブーメランの型紙
こちらはブーメラン協会から無料で手に入れることが可能です。
http://www.jba-hp.jp/make/wood/wood.htm
自宅にプリンターがなかったためコンビニで印刷。
ただ、私が行たコンビニではB3用紙を選択することができなかったため、下記の方法で印刷しました。
B5で印刷→印刷したものを200%設定A3に印刷
これで原寸になりました。
印刷した型紙を切り取ります。
いろんな形のブーメランがあるようですが、今回は赤丸で囲った形を使用します。
2.ベニヤ板の加工
型紙が完成し、ベニヤ板の加工に進みます。
実際に投げるかどうかは別にしてもせっかくなら投げれたほうがいいと思い、日本ブーメラン協会で紹介されているシナベニアを購入。厚さは4mm~6mmを推奨されてるため、ホームセンターで取り扱いのあった5.5mmを購入。
シナベニヤ T2 6×3×5.5 K: 建築資材・木材ホームセンター通販のカインズ (cainz.com)
料金は忘れてしまいましたがURLのシナベニヤより小さい寸法のものを購入したため、1,000~1,500円くらいだったと思います。
ホームセンターの有料サービスにて(1カット30円※お店により前後します)縦20cm、横30cmにカットしてもらいました。
型紙で木の板に下書きをとります。
電動糸ノコがあればよかったのですが、そんなものはないのでノコギリで切ります。手動です。
ノコギリはホームセンターで借りました。私が行ったホームセンターでは無料でした! 有難い…。
ギコギコ
ノコギリは押す(前)に力を入れるのではなく、引く力(後ろ)で切ります。
直線にしか切れないので内側に苦労しました…。
紙やすりを使用して少し残ったいらない部分を削り落とし(気合い)、型紙を参考にしながら形を整えます。
Kumimoku 紙やすりセット 各2枚入: 作業工具・作業用品・作業収納ホームセンター通販のカインズ (cainz.com)
出来上がり。木目だからかなんかいい感じに見えます。
ここまでの作業はホームセンターの無料作業スペースにて行いました。
3.塗装
いよいよ色塗りです。
今回使用したものは黄色と蛍光緑色のカラースプレー。確か2つで1,000円以下でした。
有害なので屋外マスク着用で塗っていきます。
カラースプレー初めて使用するのでドキドキしました。笑
薄く吹き付けるのがコツらしいです。
乾くまで待って、塗ってを何度も繰り返します。裏面も同様に。
納得のいく色味になったら最後にアクリル用ニスを薄く塗って完成です。
和信ペイント 水性ウレタンニス 透明クリヤー 130ml【別送品】(130ml 透明クリヤー): 塗料(ペンキ)・塗装用品ホームセンター通販のカインズ (cainz.com)
※今回はカラースプレーをする際に段ボールを敷き詰めましたがブーランが貼り付くのでおすすめしません…
・原作版
以下を使用
①木製ブーメラン
②紙やすり
③カラースプレー(青色)
④アクリル用ニス
おやおや、アニメ版と比べると少ないぞ?と思われるかもしれません。
…その通りです。
型紙が見つからなかったため、以下のように作成しました。
・木製ブーメランを購入
早々に型紙を作成するのを諦めて、形が似ている木製ブーメランを購入
Amazon | 木製の復活ブーメランクラフトブーメランV字型フライングソーサーおもちゃアウトドアスポーツ用クラシック | Vbest life | ブーメラン・フライングディスク
現先のイラストと見比べながら紙やすりで形を整えます。
・塗装
アニメ版同様、次は青色で塗装します。
最後にアクリル用ニスを塗って完成です。
…短い!笑
・できあがり
なんとかそれっぽくできたのではないでしょうか。
色味や形など気になるところもありますが、今回はこれにて完成です。
初めてでもなんとか形にすることができました。
作成日:3月13日
作成時間:12時間前後(塗装の待ち時間除く)
費用:5,000~6000円
またいつかリベンジしたいなぁと思います。
ここまで長々とありがとうございました。
安達としまむらアニメ特典小説1~4巻を読み終えて
文字の羅列のため、読みにくい点などあるかと思いますが、ネタバレ、感想、自分なりの解釈を織り交ぜながら、特典小説について語っていきたいと思います。
まず初めに、一番大事なことを。
あだしまが大好きなみんな、入間人間さんに感想を送ろう…!
大事なことなのでもう一度。
入間人間さんに安達としまむらの感想を送ろう!!!
はい。詳しくはあとがき編に続きます。
『あとがきについて』
1~3巻にはあとがきがありませんでしたが、4巻ではありましたね。
あとがきの中で私が伝えたいことを4つ抜き出します。
①最終話はあくまで8巻
②原作がどこまで続くかはまだ決めていない
③けど、できれば12巻までは出したい
④原作がこれからも続くのは、ファンのおかげであり、感想を頂けているからである
10巻の話は9巻のあとがきや、入間人間さんの公式サイト(https://kakuyomu.jp/works/1177354054897444952)でも言及がありましたが、まさか12巻まで考えてくださっているとは…!感無量でございます。
1年に1冊出たとしても、あと3年近くは生きれます。逆に言うならばそれまでは何が何でも死ねない。
しかし、私は12巻以降も続くのでは…?と、淡い期待を胸に秘めております。
だって3巻くらいで終わるつもりが10巻までは確実に出るんだもの。
そして、それはひとえに「安達としまむらを愛して下さるファンのため」みたいに感じるのです。
もう、泣いちゃう…。感謝…。
私はアニメで安達としまむらを知りましたが、こんなに愛してやまない作品に出会えたことは、うんめーだと思っています。
そこで思います。大好きなあだしまに、入間人間さんに、一ファンである私は何ができるのかと。
冒頭に話が戻ります。
入間人間さんに感想を送ろうと。
作品への応援の仕方はたくさんあると思います。
お金を使うこと、人に勧めること、界隈を盛り上げること、レビューを書くこと、そして作者に感想を送ること。他にももっとたくさんあるかもしれません。
人にはできることとできないことがあって、お金も有限です。
でも感想を送ることは誰にでもできて。そしてそれが、あだしまが続く糧になるのならばこんな幸せはありません。
不器用でも真っすぐな気持ちは、たとえ支離滅裂な内容になったとしても相手に伝わるということは、安達から学びました。
「好き」「ありがとう」なんでもいいと思います。わたしはこのブログを書く前に送らせて頂きました。
もちろん強制するつもりもなくて、感想を送ったことがないからダメだ!なんて思いません。
気が向いた時にでも送ってみてはいかがでしょうか。
1巻『Chito』
・あだしま
ヤシロの思い出話として「安達としまむら」お話が始まりますが、時系列は8巻の10年後より少し前。
このお話がまた尊いのなんの。
社会人の二人の日常が切り取られていて、漂う幸せをひしひしと感じます。
しまむら安達のことめっちゃ好きやーん!って感じもまた、たまらんところです。
安達は相変わらずかわいいやつですね、かわいいよ。
しまむらが漏らした「どんな出会いも必ず別れて終わる」という言葉に、「出会えないと別れが辛いことさえわからないから出会えてよかった」みたいに返す安達が愛おしい。
しまむらの強迫観念は、マイノリティだからこそ感じるものなのかもしれないなと、読んでいて痛いほど共感しました。
伏線ですが、しまむらが長生きするかも、っていうのは、これは原作でも何回か出てきてますね。
ここまで言われると安達が短命に思えて仕方なかったです。
・チトシマ
いわゆる安達としまむらではなく、チトとヤシロの二人から物語が始まります。
地球ではないどこかの星。3,700年後?37,000年後?(個人的には3,700年後だと嬉しいのですが)ということは、パラレルではなく生まれ変わりですかね。3巻に出てくる最後の一文も、そう思う要因の一つです。これは後ほど。
チトのことを、名前から連想すると安達か?と最初は思いましたが、一人称は「わたし」。ヤシロもどちらかというとしまむらに似ていると言っていたことから、チト=しまむらなのかなと思います。
シマ=安達はまだ出てきません。
しまむらがヤシロに教えた飴色を、ヤシロがチトに教えているシーンや、チトがヤシロのことをただ飯食らいと呼ぶところがエモい…。
最後にヤシロが言っていた「しまむらとヤシロの約束」これがこの特典小説の核なのかもしれません。
2巻『死間』
不吉極まりない名前に、ドキドキしたのは私だけじゃないはず。心配は杞憂に終わりました。いやよかった。
・あだしま
しまむら20歳の誕生日のお話しでした。
まず、自分の誕生日にカレンダーに花丸書くところかわいすぎません!?なんともしまむらっぽいw
誕生日なのに安達から連絡来てなくて、連絡したいけど安達から気付いてほしいしまむら。かわいいかよ!安達のことめっちゃ好きやん!パート2です。
しまむらとしまむら母の会話は、優しい気持ちが溢れて、気づいたら泣いてました。いい親子だなぁと。素敵だなぁと。心温まります。
からの日野。
まず「あさがおと…」のくだりでめちゃくちゃびっくりしました。あさがおと加瀬さん、ですよね?百合ですよね?日野が百合を読んでいる事実。ということは永藤も読んでいる。
二人は成長してどういう関係になったのか、気になる点が増えました。
と、同時に、日野は安達としまむらの関係にも気付いているなと確信しましたね。それでもあえて言及しない二人の関係がまたよいところです。
が、いつかそういう話もしてほしい気持ちもあります…。将来的にも4人はたまーに会っていて欲しいなと思いました。
そしてこの回、日野の名言がさく裂します。
省略してまとめると。
「風って言うのは目に見えないけど、植物の揺れで感じれる」
「心だって見えないけど、贈り物によって見えるかも」
名言!ここでも泣きました。
日野、あんたってやつはちょーいいやつだな、ほんと。
名言はさらに続きます。
「友達だから別れるんだ」
これは1巻の安達の言葉と重なりますね。いやーもう、一生友達でいてくれ。
その後安達が来た時のしまむらの反応がかわいすぎましたね。
安達の出番はありませんでしたが、十二分にあまあまでございました。
家に帰ったしまむらとヤシロの会話では、1巻のチトとヤシロの会話の伏線が回収されます。
「しまむらとヤシロの約束」は20歳のしまむらとした約束だったわけですね。
その会話の中で、しまむらが自分が死ぬときの願いをヤシロに吐露します。そしてヤシロは約束をする。
ヤシロがいることによって、しまむらは何度も救われてますね。
・チトシマ
ヤシロがるーるるーと歌ってる曲はスピ〇ツさんのロビ〇ソンでは!?と、勝手にエモエモしました。
例にならって、チトとヤシロの物語。チトも犬が好きそうな描写が書かれていて、思わずにこにこ。
最後の最後にやっとシマと出会いますね。
ヤシロの目的が果たされました。
3巻『ムラ』
・あだしま
時系列は20歳の秋〜冬。
タイトルと、公式さんから出た試し読みで、あだしま界隈に波乱が起きましたね。笑
そういうのってどういうこと?え、あのあだしまが?ええ!?と混乱したものです。笑
想像通りの「そういうこと」でしたね。
17ページのファーストキスのくだりは、ぜひとも原作で深く掘り下げてほしい。お願いします…。時期は2巻の20歳〜この温泉の間なのでしょうけど、安達の誕生日とかだったらエモいなぁ。
全体を通して、二人の気持ちと物語の展開は、本当にもう言葉には言い表せない尊さがありました。
温泉の卓球のシーンでは原作1巻の卓球のやり取りを思い出し、安達がしていたことをしまむらがする。…泣きました。
最後の「愛してるぜ」は全身鳥肌ものです。しまむらって女は…。
これはもう一つの最終話と言っても過言ではないほどの内容でした。
・チトシマ
チトとヤシロの会話は興味深かったです。
安達としまむらという二人が出会うことの重要さが如実に書かれていて、世界には安達としまむらの二人が必要不可欠なのですな。
それをヤシロが語ると説得力があるというか、なんというか。観測者ですもんね。
だからきっと崩壊も止まる。
原作では安達はしまむらに会うために生まれてきたと言われていましたが、今回、チトはシマに会うために生まれてきたと言われています。ふむふむ。チトシマのどぎまぎした関係から手を繋ぐまでが思いのほか早く、嬉しい驚きでした。
1巻の時にも言及した、最後の一文。
「わたしのものじゃない懐かしさ」
これはしまむらの魂が感じた「安達としまむら」だっだ頃の記憶なんじゃないかなと、私は解釈しました。泣く…。
チトシマの最終話でした。
魂については4巻にて。
4巻『Abiding Diverge Alien』
略してADA。
エイリアン(ヤシロ)がなんだって!?
・あだしま
死ネタじゃないかなって危惧されてた方が多いように思います。その通り、死ネタでした。冒頭から泣きながら読みました。
ヤシロと出会って70年近く。歳は80半ばでしょうか。
安達、日野永藤、そしてしまむら妹と樽見、サンチョパンチョデロスまで死んだ。
妹が死んでることと、樽見やその他の名前が出てきたことに衝撃を受けました。樽見との交友があったのか…気になる…。
妹が時の人になったと書かれていました。原作9巻でも16年後になにかとても大きなものを見つける、と書かれてましたね。何が起きたのかとても気になります。
死んだ安達を脳内で補うしまむら…これが泣かずにはいられますかって話です。
最後には幻まで見てましたね。私は幽霊ではなく幻と解釈しました。というのも安達は死後『としまむら』にいっているのではないかと思ったからです。(『としまむら』は入間人間さんが無料で公開している安達としまむらのSSです。こちらから→https://kakuyomu.jp/works/1177354054897444952/episodes/1177354054934072642)
ずっと心残りだっただろう気持ちを安達に伝えられて、それが例え幻であっても良かったなぁと思います。
ゲームの話では安達にいい防具を買ってあげていて、そんなところにもしまむらの優しさを感じました。高校生の頃は(お婆ちゃん以外)自他共に優しくないと評していたのに、しまむらめちゃくちゃ優しいよ。そしてまた泣く。
安達が死んだのが5年前と書かれていたのでは80歳前後でしょうか。安達は死ぬ間際までしまむらといれて幸せだっただろうなぁ。原作で安達は自分は短命だろうみたいなことを思っているシーンが何度かあったので、思ったより長生きしてて本当に良かった。
あと、しまむらだけが生き残った世界でもヤシロだけは変らず隣にいて、安心しました。
最後に、1巻での「しまむらとヤシロの約束」が具体的にされましたね。泣く…。ずっと泣いてんな。
これは勝手な解釈なんですけど、死ぬってことはきっと肉体のことを表していて、魂は死んでなくて、生きている。その二人の魂がまた出会うってことなんだろうなと思いました。それがチトシマなのかなと。
・チトシマ
時系列は1巻の前。チトとヤシロの出会いの話。
この前にあだしまの話があるから、ヤシロの登場が女神のように見えてなりませんでした。
ここからやっと動き出す。
ありがとう、ヤシロ…。
『1~4巻を通して』
Chito→死間→ムラ→ADA(Abiding Diverge Alien)→
タイトルが発表された時、タイトルの順番が輪廻転生を表しているみたいだなーと思ったのですが、結果その通りかなと思いました。
「安達としまむら」から全ては始まって、どんな世界線でも何千年後でも、たとえ違う星であっても、死んでしまったとしても、二人が出会うことは確約されている。少し上手くいっていないようだったらヤシロが見に来てくれて…。
個人的に、スーパーウルトラミラクルハッピーくらいなハッピーエンドが好きなので、安達としまむらのそんなところに救われます。
これすなわち『うんめー』ですね。
チトシマはのその後はどうなるんでしょうか。あの先には何があるんだろう。チトシマのその後を読める機会があったら嬉しい限りです。
どんな二人のことも見届けたいと思ってしまうのは贅沢でしょうか。
読み終えてみると胸が締め付けられて切なくて苦しくなりながらも、それだけじゃなくて。チトシマの始まりやシリーズを通して二人の幸せが、しまむらの幸な様子が伝わってきて、ああ、よかったなと思いました。
安達としまむらという作品は、原作も特典小説も何度読み返しても内容が色褪せません。それってすごいことだよなぁと思います。読み終わってまたすぐ読みたくなる本ってなに?
こんな素敵な本に出会えて幸せです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
入間人間さん、安達としまむら、安達としまむらが好きな全ての人に感謝を送ります。だ、だいすき、だあー!